みなさん、こんにちは!
先日、福島県にある葛尾村に代表とともにボランティアへ行ってきましたので、
ご報告させていただきます!
6月16日、葛尾村に地域復興のシンボルとして復興交流館「あぜりあ」が開館し、
オープニングセレモニーがありました!
葛尾村(かつらおむら)とは、福島県浜通りにある山村です。
2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故の影響により、
村内全域が警戒区域又は計画的避難区域に指定されており、全村民が村外に避難していました。
実際に、いまだに帰還困難区域があります。
原発事故以来設置している放射線測定器も。
しかし、2016年6月12日に帰還困難区域を除き避難指示が解除され、
その区域にあった葛尾村に復興交流館「あぜりあ」が開館されました。
6月16日は「あぜりあ」開館のオープニングセレモニーがあり、
我々を含め村内外から多くの人々が訪れ交流拠点の完成を祝福!!
オープニングイベントでは音楽コンサートや地域伝統芸能の披露などが繰り広げられました。
施設はいたるところに木材を使い、
来場者に木のぬくもりを感じてもらえるようにデザインしたそうです。
復興交流館は集会やイベントで使用できるスペースに加え、
村の事業所や観光名所のパンフレットを置く情報発信ブース、物産コーナー、
農産物の放射線検査室を設けるなど、さまざまな用途に対応していく予定です。
愛称の「あぜりあ」は英語で同村の花「ツツジ」を意味しており、
応募のあった90点の中から村民の投票で決まったとのことです。
また、福島県にはまだまだ仮設住宅で住んでいる人たちがいます。
仮説住宅も見学してきました。
日本リアライズでは、今後もできる限りの復興支援をさせていただく予定です。
全区域が帰還困難区域から解除され、
仮説住宅ではなく「マイホーム」で生活できる人々が増えることを、心より祈っております。